コンチータ、ドイツ人編集者に語る

1965年11月13日─14日、アルブレヒト・ウェーバーがコンチータの家にいたのは、この日がまさに聖母の最後の出現(1965年11月13日)の翌日だったからだ。

コンチータ、ドイツ人編集者アルブレヒト・ウェーバーに語る

コンチータがカルメル山の聖母の最後の出現を見たまさにその日、ドイツ人の編集者がこの村に滞在していた。滞在中、彼はコンチータと何度も会話を交わし、その一部を抜粋して、『ガラバンダル、神の指』という素晴らしい本を1993年に出版した。

アニセタ(コンチータの母)、エロイサ・デギア(マドリードより)、そしてアルブレヒトの妹が同席する中、他の主要なテーマとともに「最後の教皇」、将来の「教会の一致」、そして「妊娠中絶」についての会話があった。コンチータは中絶について驚き、アルブレヒトに「それは神の怒りの杯をあふれさせることになるわ!」と指摘した。聖母はこの嘆かわしい行為について、コンチータにはっきりと語り、コンチータを驚かせた。「母親を殺さずに、その胎内にいる子供だけを殺す」ことがどうして可能なのか、コンチータにはもちろん理解できなかったのである!

J・セール著『ガラバンダル』203ページより抜粋