「届かないわ」

(ホアン・アルバレス・セコ准将の記憶より)

「私が最も感銘を受けた出現の一つは、コンチータの家の台所で起こったものだった。(私の親友であるドクター・オルティスもそこにいたし、ホセ・ラモン・バスケス神父という名の司祭と、レイノサの神学生、他に数人がいた。)

コンチータは脱魂に陥った。聖母に口づけてもらうために数個のメダイを差し出し、こう言った。
──届かないわ。

聖母がどうしても口づけたいと言ったのだろうと我々は推測したが、コンチータはこう繰り返した。
──届かない、できない。

そこには脱魂状態ではないハシンタもいた。コンチータは友人に言った。
──私では届かないから、あなたが飛んで。

すると、誰かが全力でコンチータを持ち上げようとしたが、あらゆる努力が無駄に終わった。彼女を動かすことも、彼女の足を床から離すことすらできなかったのである。まるで体重が1000ポンドあるかのようだった。

ところが、ハシンタが彼女に近づき、彼女の貧弱な腕力で、誰の助けも借りずに、コンチータを持ち上げたのである。これには驚いた。

だが、決して忘れないであろう、もっと驚くべきことがあった。

私は勝手口の近くにいた。右側にはドクターオルティスやアストゥリアス州ランネスの司祭などがいた。脱魂状態にあったコンチータは、地面に仰向けに倒れていた。突然、彼女の全身が床から完全に離れていることに気づいたのだ。

私はコンチータの身体と床の間に手を入れて、自分の目が正しいことを確認したかったのだが、わずか数秒の出来事だったので、それはできなかった。

だが、私には疑う余地がなく、生きている限り忘れることはない、そう信じていることをはっきりさせておきたいと思う」。

イタリアのガラバンダルのサイトの記事より翻訳