1963年1月20日(日)

出現の終焉(コンチータのみ、この後も時々出現があった)

コンチータにとっても、この日を境に、偉大な出現の期間は終わりを告げた。この後、もう出現を受けることはなく、ごくまれに起こっただけである。村の守護聖人聖セバスティアンの祝日でもあるこの日曜日、コンチータは脱魂状態になり、ガラバンダルの中で訪問していなかった最後の家を訪れた。その場に居合わせた医師ジャン・コーは、この出現は二時間以上続いたと語っている。彼にとって「今まで目撃した中で最も美しい出現だった!」ようだ。

J・セール著『ガラバンダル』163ページ