聖母はキリスト教会の再一致が起こると語られた

バレンティン・マリカラ神父

1961年10月1日「聖母はあることを言われました。あなたがこれまでに書いたもののどれよりも、もっと重要なことです」

「ロザリオの月」の初日であり、初土でもあったこの日、コンチータは夜間の出現の終わりに、ドン・バレンティン(バレンティン・マリカラ神父、ガラバンダルの教会の主任司祭)に言った。ガラバンダルの司牧者であるバレンティン神父がこれまでに書き留めることができたどんなことよりも、はるかに重要なことを、たった今聖母から学んだと。この時コンチータがプラシド・ルイロバに対して、「私たちはすぐにまた一つになるというのに、どうしてプロテスタントの人々を非難するのですか?」と語ったことから、それはプロテスタントと聖公会の信徒たちの将来の回心について言及したものであることはほぼ確かであった。

聖母は幻視者たちに、将来起こる「教会の大きな出来事」の最初の要素を徐々に明らかにした。それは、「全てのキリスト者の完全な一致がついに成し遂げられる」ということであり、まさに、唯一のキリストの教会における「諸教会の再一致」である! 聖母はまことに、これを明らかにし始められた。これを、故ルイス・アンドレウ神父を通して考えるのは道理にかなっている。神父は1961年8月15日、他の人々の眼前で、未来に全世界で起きる「警告」を預言的に先見し、経験した。

熱心なプロテスタント信徒で、ドイツ人技師のマキシモ・フレジュレ氏について。彼は1961年10月に初めてガラバンダルに行った。その後、何度もそこを訪れた。聖母は彼について、幻視者たちにこう語られた。「彼は神を信じていますが、私のことはあまり信じていません。でも信じるでしょう……」事実、それは起ころうとしていた。彼はプロテスタント信徒のまま、ガラバンダルの超自然的な真実性を直ちに確信するようになった。フレジュレ氏はその後、ベイティア・アルダザバル司教に宛てた注目すべき文書の中で自身の証しを書いた。(J.Serre著『ガラバンダル』より抜粋、105-106ページ)