コンチータ、恵みに満ちた人生

コンチータは現在73歳だが、17歳の時には既に成熟し、霊的に賢くなっていて、そのような目を通してすべてを見ていたことに人々は気づいていない。すでにマリアと4年間会って話し、イエスとも何度も内的な会話を交わしていたのだから。彼女は「幻視者」としてだけでなく、医療助手として、妻として、母として、祖母として、自分の人生(そして使命)をただ生きていくことを選んだ。彼女の謙虚さは、十字架を背負うこと(奇跡の日付の秘密を守ること)においても大きな役割を果たし、自分の子供たちには自分が誰であるかを決して話さなかったほどだった! 子供たちは、たまたま本の表紙に彼女の写真が載っているのを偶然に見つけたのだという。

彼女は、めったに見ることのできないような、恵みに満ちた信仰を持って人生を歩んでいる。彼女の人生の焦点は「奇跡」ではなく、人生の「最終目標」……天国なのだ。2013年12月17日、夫のパトリックが亡くなった後、私(グレン)はコンチータから手紙を受け取った。彼女の人生は、この手紙の最後の一文に要約することができる。本当に素晴らしいものだ。

彼女は言う。「確かに、死は終わりではありません。それは始まりです。そして世の虚栄心は、人生の現実や真の幸せから私たちを遠ざけるので、エネルギーの損失なのです」

教皇様のモスクワ訪問に関する発言について/グレン・ハドソン

5月2日火曜日に、教皇様がモスクワを訪問したいと発言されましたが、これは新しいニュースではないことを皆さんに知っていただきたいと思います。教皇様は2017年から、ウラジーミル・プーチンとキリル総主教の両氏にモスクワ訪問を打診しているのです! ですから、教皇様がこう言われたからといってあまり興奮しないようにしてください。彼らはもう5年間も教皇の要請を無視してきたことから、両者とも政治的には教皇と真摯に向き合ってはおらず、彼の訪問を本当には望んでいないことがわかるはずです。

ガラバンダルの預言が教皇のモスクワ訪問について告げているとおり、世界からの圧力が強まり、最終的には招待せざるを得なくなるまで彼らは追い込まれるだろうと私は見ています。おそらくは「平和の対話」という形で。しかしながら、預言は教皇様がモスクワから戻った後、事態がエスカレートすると言っています。ですからこの「平和の対話」は、ただの見せかけのために行われるのであって、不成功に終わるだろうと考えます。良い知らせは、その後、最悪の事態になったときには、ついに神が介入され、狂気と戦争に終止符を打つために「警告」をもたらされるということです。

マリア様が「第三次世界大戦は起きない」と予告されたことも思い出してください。ですから、良い知らせもあるのです。神のご加護を。

「教皇のロシア・モスクワ訪問、そして警告の前の困難な時期が始まる」

ガラバンダルの今日の出来事 1962年5月4日

「教皇のロシア・モスクワ訪問、そして警告の前の困難な時期が始まる」

この日、マリ・ロリとコンチータは、短いが非常に困難な「警告の前(プリ・アヴィソ)」の時期における将来の苦難に関する新しい預言的啓示を受けた。

コンチータは出現の最中に、「スペインにも共産主義が戻ってくる」とも言った。 また聖母は「教皇はロシア、モスクワに行きます」と預言されたが、そのような訪問は1960年代の政治情勢からは絶対に考えられないことであった。さらに、他の重要な事柄とともに、聖母は次のように付け加えられた。「教皇がバチカンに戻ると同時に、ヨーロッパのあちこちで暴力的な迫害が次々に起こります」。

これらは、世界、特に教会が、比較的短いが非常に困難な「前警告」の時期に入ることを示すしるしである(人々はその時、教会は消滅の危機に瀕していると信じるだろう)。

J・セール著『ガラバンダル』133ページ