コンチータ、恵みに満ちた人生

コンチータは現在73歳だが、17歳の時には既に成熟し、霊的に賢くなっていて、そのような目を通してすべてを見ていたことに人々は気づいていない。すでにマリアと4年間会って話し、イエスとも何度も内的な会話を交わしていたのだから。彼女は「幻視者」としてだけでなく、医療助手として、妻として、母として、祖母として、自分の人生(そして使命)をただ生きていくことを選んだ。彼女の謙虚さは、十字架を背負うこと(奇跡の日付の秘密を守ること)においても大きな役割を果たし、自分の子供たちには自分が誰であるかを決して話さなかったほどだった! 子供たちは、たまたま本の表紙に彼女の写真が載っているのを偶然に見つけたのだという。

彼女は、めったに見ることのできないような、恵みに満ちた信仰を持って人生を歩んでいる。彼女の人生の焦点は「奇跡」ではなく、人生の「最終目標」……天国なのだ。2013年12月17日、夫のパトリックが亡くなった後、私(グレン)はコンチータから手紙を受け取った。彼女の人生は、この手紙の最後の一文に要約することができる。本当に素晴らしいものだ。

彼女は言う。「確かに、死は終わりではありません。それは始まりです。そして世の虚栄心は、人生の現実や真の幸せから私たちを遠ざけるので、エネルギーの損失なのです」