少女たちは脱魂状態で外国語を話した !

1961年9月

ラモン神父は、ガラバンダルの初期の出現で起こった、非常に注目すべきもう一つの事柄を明らかにした。
「私自身、少女たちが脱魂状態のときに、外国語を話したと判断できる出来事を目撃した。実際には、少なくともこの文章を書いている時点では、正確には外国語を話したのではなく、外国語の単語を話したというのが事実である。私が聞いたのは次の通り。……彼(聖ミカエル)はフランス語、ラテン語、ドイツ語でいくつかの単語を教え、『アヴェマリア』の祈りの冒頭部分のギリシャ語を教えた。最も興味深いのは、脱魂状態にあった少女たちがこれらの言葉を話したということではない。うまく話せなかったときに、正しい言葉遣いと発音になるように、自分たちでそれを訂正したとことなのだ。まるで誰かの言葉を一つ一つ聞いて、それを繰り返しているような印象を受けた」

『マリアは急いで山へ行った』第1巻5章 107ページ