聖ピオは死に際して、自身の血に染まった手袋の一つをコンチータに遺しました。これはコンチータとピオ神父の間の親密さと、ピオ神父がガラバンダルの出現を信じていたことの真のしるしです。
コンチータはルルドでピオ神父の親しい友人であるベルナルディーノ・センナモ神父に会い、ピオ神父が1968年9月23日に亡くなったことを知りました。コンチータは神父に尋ねました。「聖母は私に、『ピオ神父は奇跡を見るでしょう』とおっしゃったのに、亡くなられたとはどういうことでしょう?」するとセンナモ神父は答えました。「ピオ神父は亡くなられる前に、奇跡をご覧になりました。ご自身で私にそうおっしゃったのです」。センナモ神父は、亡くなられる前にピオ神父に頼まれたと言い、通夜の際にピオ神父の顔を覆った三つのベールのうちの一つをコンチータに贈りました。センナモ神父は、正直に言えば、ピオ神父がこれを自分に頼むまで、自分は個人的にはガラバンダルの出現を本物だとは信じていなかったと言いました。コンチータには他にも、ピオ神父のロザリオと、神父が付けていた、血に染まった手袋の一つが贈られました。コンチータはこれらの貴重な品をニューヨークの自宅に保管しています。
パードレ・ピオは、巡礼者たちにガラバンダルについて聞かれるといつも、ガラバンダルを訪れるように勧めました。神父はジョーイ・ロマンジーノ(出現において幻視者たちに次いで重要な人物です)に「はい、おとめマリアはそこに出現されています、はい、そこに行くべきです」と言いました。