ガラバンダルの聖母のおかげでエルヴィス・プレスリーの娘が癒された時

ガラバンダルの証し人の一人であるハシンタ・ゴンサレスは、ホセ・マリア・ザバラの最新の著書『時の終わりはすでに来ている Los últimos tiempos ya están aquí』(Custodian Books)の中で、ロックの王様であるエルヴィス・プレスリーの娘が、聖母のおかげで医者から解放され、重篤な病いから回復したことを明らかにしている。

ガラバンダルの出現の60周年の日、著者(インタビュアーであったザバラ氏)が持ち出してきた話題に際して、ハシンタは、想像を絶するほどの混沌とした状況を体験したことを心に秘めていたと明かす。その中の話題の一つが「エルヴィス・プレスリーの一人娘、リサ・マリーをガラバンダルの聖母が癒やされた」というものだ。

エルヴィス・プレスリーは、メンフィスのグレースランドの邸宅で急死した。調査の結果、過食と薬の乱用の果てに、エルヴィスは若くして死ぬ運命にあったと結論づけられた。

ところが最近のDNA検査の結果、エルヴィスは11番染色体に問題があり、これは心臓病を引き起こす変異であることがわかった。エルヴィスの母親も若くして急死した。この病気は遺伝的なものだったのである。

エルヴィス・プレスリーの娘は、この原因の発見に際して非常に心配した。さらに、11番染色体の変異は50%の確率で子供に遺伝すると言う医者まで現れたのである。

ハシンタは「奇跡はリサ・マリーが7歳か8歳の時に起こったのですが、父親の遺伝性の病気を知った後にも、ガラバンダルの聖母の執り成しに頼った可能性もあります」と語っている。いずれにしても、リサ・マリーは今日53歳となっており、その時に生まれ変わったのだ(訳注:染色体異常を受け継いでいたとしても、幼少時に聖母に癒やされた時に、同時に癒やされていただろうという意味)。

リサ・マリーはどうやってガラバンダルの聖母の存在を知ったのだろうか? ハシンタは説明する。「ジョーイ・ロマンジーノは、ニューヨークでエルヴィス・プレスリーに直接会ったことがあります。そしてエルヴィスの娘が重病であり、死の危険にさらされていることを知ったジョーイは、ガラバンダルの聖母の口づけを受けたメダイを彼に託し、少女は治癒しました。ジョーイはいつもメダイを持って世界各地を訪れ、このメダイのおかげで多くの奇跡が起こったと言っていました」。

今週、ホセ・マリア・ザバラの本が発売された。この本は、基本的には5日間(2021年7月に4日間、9月に最後の1日間)に渡って行われた、ハシンタの8時間のインタビューを収めたものだ。スペイン語版のみの発売だが、アマゾンで購入できるかもしれない。私は英語版を待つつもりだが、翻訳には注意が必要だ。(グレン・ハドソン)