ガラバンダルの聖母:「第三次世界大戦は起こりません」

この情報の一つ目のソースは、1963年からコンチータを知っているジョーイ・ロマンジーノである。コンチータが「聖母は、第三次世界大戦は起こらないと言っておられます」と話していたのを鮮明に覚えている。ジョーイによれば、国家間の小競り合いや限定的な戦争はあるかもしれないが、世界規模の紛争は起こらないという。

二つ目のソースは、ニューヨーク州ブレントウッドに住むアン・メケリである。ニューヨーク・センター・スカプラリオ委員会の献身的な働き手であるアンは、コンチータの良き友人であり、コンチータが行っていた「司祭のために祈る」月例の聖会に頻繁に出席している。アンの証言は次の通り。

「ある夜、コンチータの家で皆が『キューバ危機』について話していた時、コンチータが私にこう言いました。『当時、私の村では、人々はみんな第三次世界大戦を恐れて、誰もがラジオに耳をくっつけて戦争の知らせを待っていました。でもその時、聖母の出現があり、聖母は『第三次世界大戦は起こりません』と言われたのです』」

三つ目のソースは、1981年8月27日に行われた、ニューヨーク補佐司教のフランシスコ・ガルメンディア司教とコンチータとの会話の録音である。司教の「時の終わり」についての質問に、コンチータはこう答えている。

「司教様が覚えておられるかどうかわかりませんが、1962年、フランスでは世界大戦が起こると言われていました──聖母は、世界大戦はもう起こらないと言っておられました。実はあの日、私も含めてみんな怖がっていたのですが、聖母が現れて、『世界大戦は起こらないから、恐れないで』と言ってくれたのです」

私(グレン・ハドソン)はこう考えた。(あくまでも私の私見だが)。第一次世界大戦と第二次世界大戦では、世界ははっきりと区分けされていて、軍事的にも政治的にも、どちらかの陣営に属していた。世界的に複数の戦争が起こる可能性があるが、その原因は異なっている。中東での紛争は明らかに、朝鮮半島での紛争や、ロシアとヨーロッパやアメリカとの紛争とは関係がない。世界が戦争状態になることはあり得るが、第一次大戦や第二次大戦のように世界が分割されるという意味ではない。過去の第一次・第二次大戦によって定義された「世界大戦」と、「世界が戦争状態に陥る」(直接関係しないいくつかの紛争が同時に起こる)という概念の違いを理解し、区別することが必要だと思う。

あるいは、第三次世界大戦の危機は訪れるのだが「警告」によってそれが回避されるという可能性もあり、それは少女たちが言った「警告の前には、最悪の事態にある」という言葉にあたる。

前述のドイツ語の本(訳注:ウェーバー著『ガラバンダル・神の御指』と思われる)の第二版から抜粋しよう。

そこで、クリスティーヌ・ボカベイユ夫人がマリ・ロリに尋ねた。
「警告の正確な年を言うことが許されないのなら、それがいつ頃起こるのか、大体でいいので教えてください」
「そうですね、世界が最もそれを必要とする時にです」
「それはいつ?」
「ロシアが予想外に、突然、自由世界のかなりの部分を侵略し、制圧する時です。神はこれがすぐに起こることは望んでおられません。いずれにしても、ミサ聖祭をもう自由に祝うことができなくなった時、「警告」が来ます。その時こそ、世界が神の介入を最も必要とする時です」

元記事:フェイスブックのプライベート・グループ、”Message of Garabandal”のファイル”Mary:No World War 3″